富山のかまぼこ 生地蒲鉾有限会社

生地蒲鉾ブログ 蒲鉾よもやま話 かまぼこ屋のつぶやき

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28年度1回目の蒲友会役員会

(2016.06.14)
蒲友会

富山県内では県都での市議会議員の報酬大幅アップに地方紙が発奮し、テレビを除けば東京都知事のお金の使い方を連日報道し、なんだか辟易としてきますね・・・

分かりやすい問題だけに大きな関心を呼ぶのでしょうが、他にもたくさん報道すべきことがあるような・・・
と偉そうなことを書いてしまいました。すいません。
さて今日は昼から富山市内へ蒲友会の役員会のため移動。
蒲友会は6月から新年度ということですので今回は28年度の一回目の役員会ということになります。
私は任期が2年ということですので引き続き会長職を務めさせていただきたいと思います。
昨年は少し大型の事業を行ったので今年度は予算的にもあまりお金をかけられないと思いつつ、かまぼこについて県内外の人に少しでも知っていただくことを考えて常に行動していきたいですね。

水産練り製品業界の将来

(2016.06.08)
かまぼこのこと

日本全国梅雨入りの便りが聞こえてきていますが、まだ北陸地方は入っていないようで、今週に入ってもちょっと蒸し暑いですが、雨にはならず、天気の良い日が続いています。

この調子でいってくれないかな・・・・
さて先日業界紙を見ていて気になる数値があがっていたのでブログに張り付けておこうと思います。
「伝統食品の市場規模と推移」というタイトルで豆腐、練り製品、清酒業界の2002年と2014年の事業所数、従業員数、現金給与総額、原材料使用額、製品出荷額の項目でその変遷を表しています。
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(かまぼこ通信 5月30日号より)
この12年の間の日本経済全体の変化がどのようなものだったのか、分からないのですが(笑)、この資料を見る限り上記3団体は軒並み、下降線をたどっています。
特に単純に見るならば、豆腐業界が出荷は減少しているのに原材料が126%と上昇しているので苦しい様子がうかがわれます。
さてこの表の数字を自社に当てはめてどう読み取るか。
単純にこの数字どおりなら前途厳しい、ということになるのでしょうが、その大きな潮流に立ち向かって独自の路線で会社の将来を切り開いていかねばならないと強く想いを新たにしたのでした。

ミシュラン富山、会社大掃除、彦根、百万石まつり。

(2016.06.05)
休日

最近巷では石川富山の飲食店を対象としたミシュランガイドが話題になっています。

確かに今までそういった方面で第三者の客観的な視点が注がれることに慣れていないので多くの県民が一喜一憂するのはわかるような気がします。実際私も掲載店をすぐにチェックしてしまいましたので(笑)
ただこの指標、あってるのか?と疑いたくなるのは言うまでもないのですが、それ以上に今回多くの富山県、富山市の税金が投入されたことに強い違和感を感じます。
一部の店舗のためにそこまでする必要、あったのでしょうかねえ・・・
さてそんな愚痴から始まりましたが、先週金曜日は会社の一年に一度の大掃除。
生産をせずに朝から各現場で掃除に取り組みます。
僕は以前から手を付けたかった奥の倉庫の書類類を一斉に処分。
階段を恐らく50回ほど昇り降りしたので乳酸がたまり、足がパンパンになりました。2トントラックで2台分は処分したと思います。
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おかげでかなりスッキリ。本当は毎年少しづつ整理していけばよいのでしょうが・・・
他の現場でも整理整頓、普段は手の届かない部分の清掃ができて事務所、工場、さっぱりしました。各位に感謝です。
そして大掃除を終えた後は加賀へと移動。
山代の総湯につかり、一週間の疲れを落とします。(翌日は菖蒲湯まつりだったそうです)
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翌日は思い立って彦根城、近江八幡、安土城跡へ。
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(クラブハリエのラ・コリーナ八幡という新しい施設が完成していて行ってみるとすごい人!その敷地の広さとコンセプトに驚きました。まだこれからどんどん新しいお店がオープンするみたいです。)
移動移動の連続で疲れましたが、夜に蛍を見てまた少し癒され、日曜日は百万石まつりをふらっと見学して金沢の賑わいを感じ黒部に帰ってきました。
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(初の百万石まつりでは偶然ミッキーマウスのパレードに遭遇。でもこれだけでものすごーい人・人・人!金沢の人の多さを痛感しました・・・)
なかなかハードな週末を過ごしましたが、気分転換できました。明日からの仕事、頑張ります!

月曜は雨スタート

(2016.05.30)
つぶやき

今日の黒部は朝からしとしと雨。

一日違いで昨日この雨だったら・・・逆にマラソンランナーにとっては恵みの雨になったかもしれませんね。
それほど昨日は昨年に続いてランナーにとっては過酷な暑さだったみたいです。
そんな週明け月曜日、そこそこの細工蒲鉾と昆布蒲鉾を3000本ほどのまとまった生産。
この時期としては久しぶりに多かったみたいです^^
ただこれから7月まではまた閑散期に戻り、製造時間も6月からは短縮になります。
今週は大掃除もありますのでこのタイミングで色々と修繕もしていこうと思います。

生地まち歩きと名水マラソン

(2016.05.29)
スポーツ休日黒部情報

5/28には生地の毎年恒例の生地まち歩き。

僕はメインは生地小学校のPTAが運営するかき氷ブースの設営などを担当し、そのほかには商工会議所さんと一緒にまちの駅ブースや、会社の方にもちょこちょこ顔を出して朝から3時くらいまで張り付いていました。
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今年も快晴の中のまち歩き、翌日のマラソンの効果もあり、多くの人が生地のまちを訪れていただきました。その中でも高橋尚子さんと一緒にまち歩きのイベントでは今年で3回目ということもあり、高橋さんが率先して生地の名所を解説しながら大勢の観光客を引き連れ、楽しそうに歩いていました。
生地蒲鉾にも立ち寄っていただき、当初はかまぼこの試食だけと聞いていたのですが、突然途中からかまぼこのPRをして、販売の協力まで!高橋さんが「かまぼこおいしいですよー」という掛け声も手伝ってかごいっぱいのかまぼこはあっという間になくなってしまいました。
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テレビなどで見る高橋さんのまんま、本当にいい人ですね^^
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そして翌日はこどもの3kmのマラソンの付き添いで総合運動公園に。過去最高の1万人以上の参加者ということですごい熱気でしたね。
小学校4年生の息子もこの大会に備え練習を何回もしていたおかげで昨年より1分以上もタイムを縮めて立派でした^^
昨今のマラソンブームの影響で全国各地で新しい大会ができているそうですが、この名水マラソンは33回の歴史を持ち、地元ボランティアなどが積極的に参加する素晴らしい大会だと思います。少しづつ改良が重ねられて市民が作り上げたマラソン大会という感じで地元民として本当に誇りにできるいい雰囲気の大会だなあと毎年感じます。
いつかは自分も参加しようかな?^^;

蒲友会での長崎研修旅行

(2016.05.27)
かまぼこのこと蒲友会

長崎の研修旅行から昨日夜帰ってまいりました。

と先ほどyahooニュースを見ていたら、なんと羽田空港で火災が起きているではありませんか!
韓国航空の飛行機から火災が発生し、羽田空港離発着の飛行機に欠航が相次いでいるとのこと、幸いに大きなけが人などは出ていないようですが・・
一日違いでもしこれが昨日だったら・・・もう一日長崎にいれた?と思ったりして。
さて長崎ですが、やはりかまぼこ先進地という印象を第一に受けました。
ついてすぐに飛行場のちゃんぽんのお店に入ったのですが、具材としてかなりの量の練り物が使われています。野菜も多いが、色とりどりの練り物がお腹を満たします。
飛行場からレンタカーで原爆資料館→平和公園に移動。飛行場が海に埋め立てられたようなところにあって市街地からかなり距離があります。
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平和公園からグラバー園→大浦天主堂などをめぐりホテルへ。いろいろと思うところがあったのですが、かまぼこ屋さんのブログということで割愛させていただきます。
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なおこの日は当日朝まで雨が降っていたそうですが、私たちが長崎に到着するころには快晴で翌日もとても天気が良い日で、汗ばむような夏っぽい雰囲気でしたが、まさに旅行日和でした。(※本来は1月に行く予定だったのが大雪のため中止になったけど、かえって良かったかもしれません)
夜は長崎思案橋付近の郷土料理が食べられるお店を紹介いただき、懇親会。ここでもパンにすり身を挟んだ「ハトシ」という料理を食べましたがこれが絶品でパンのサクサク食感と中のすり身がうまくマッチした本当においしい食べ物でしたね。
他には新たに長崎のかまぼこ屋さんたちが作り上げた「チャポリタン」も満足させてくれる逸品でした。
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また長崎、決して人口も富山と比べて多くはないはずですが、各種飲食店が多く、観光客で支えられているんだなあと感じる部分も多かったです。
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翌日、いよいよ今回の趣旨である長崎の杉永蒲鉾さんと長崎水産加工業協同組合さんへの工場見学に。
杉永蒲鉾さんはとても衛生的でなおかつ人間の作り手のこもった商品づくりをしている素晴らしい工場でした。社長の人間性もしっかりと会社に反映されているなあと随所で感じることができました。
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次に向かったのは組合さん。市内からは車で30分以上くらい走ったでしょうか、山を一つ越えて海の近くにありました。
(余談ですが、長崎は坂だらけの町で平地がとても少ないので雑談でお聞きした市内の坪単価は我々を仰天させました。また雇用に関しては、これまた富山県の実情と違い、最低賃金が富山より安く、労働力的にも富山の方がひっ迫しているという状況に感じました)
国内ですり身を生産しているところはもはや長崎と舞鶴くらいということでとても貴重な現場を見せていただくことができました。
またここは今年度から来年にかけて工場を新設するということでしたのでまた機会があればその生まれ変わった姿を見に行きたいものです。
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と今回は日程の関係上2か所だけ回ることができましたが、蒲友会員全員がとても刺激を受けた研修旅行になったのではないでしょうか。
長崎はかまぼこ屋さん同士が練り製品全体の需要の底上げという大きな目標に向かって団結し、その消費量は(県庁所在地として)日本一になっています。
日常に練り製品があふれて食卓にも何気なくかまぼこが取り込まれている、誤解を恐れずに言うなら主役ではないけど名脇役の役目をしっかりと担い、存在感のあるポジションを保っていると言えそうです。
研修旅行を終え、富山空港に降り立つとまるで我々の到着を待っていたかのようにポツポツと雨が降り始めました。
そして帰りに入ったラーメン屋で具材にかまぼこがないのを少し残念に思いながら、今後の課題について思いを馳せるのでした。。
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