昨日蒲友会の事業の仙台、塩釜視察研修から帰ってきました。
工程
5/21(日)6時台の新幹線で仙台へ。
10:00頃着 レンタカーで松島蒲鉾(多賀城工場へ)様 工場見学
13:00頃から仙台市内観光 (青葉城)
18:00 仙台組合青年部、塩釜青年部との懇親会
5/22(月)
9:00 出発で塩釜 水野水産様 工場見学
11:30 直江商店様 工場見学
13:30頃 松島観光 食事
15:30頃 仙台発
19:30頃 富山着
21:00頃 黒部着
ざっとこんな日程でしたね。
道中はずっと快晴が続いて移動も楽でよかったのですが、この時期にしては少し暑くて、いやかなり暑くて(多分28℃くらい?)半袖を持参すれば良かったと少し後悔・・・
まず、松島蒲鉾様は震災で工場が被災して新たに場所を移して昨年新築された多賀城工場を見学させていただきました。
いうまでもなくピカピカです。
全ての床がゾーニングされていて導線もしっかりしているので生産効率もよく、衛生的な素晴らしい工場でした。
また工場に直売所を併設していてそこで蒲鉾の購買だけでなく、笹かまの手焼き体験もできる仕組みになっていて地域の住民と観光客の両方のお客様に満足していただける施設です。
全ての場所を隠すことなく見せてもらい、写真も撮っていいという懐の深さ、感動しました。
ありがとうございます。
水野水産様は社長自らが工場を隅々まで案内していただき、ハサップ取得のこれまた衛生的で生産効率のよい工場でした。
案内の最中、社長が語る「良い原材料を使えば機械や油は汚れない」「良い商品はどこまででも運ばれていく」などの経営哲学的なお話が印象に残りました。
また工場見学が終わった後、震災の時の状況にも触れ、明日何が起こるかは本当にわからない!ことも改めてお話を聞いていて胸に刻まれました。
直江商店様には通路からの工場見学をさせていただいたのち、とてもきれいな直売店で様々なお豆腐蒲鉾を試食させていただきました。
お豆腐かまぼこというジャンルで確固たる存在の企業としてとても刺激になり、経営者の方も29歳で社長に就任されて様々なことに挑戦しているということがお話を聞いていてうかがわれました。
上に書かせていただいた工場見学をさせていただいた企業様はもとより青葉祭りで日中汗をかいて笹かまを販売していたのにかかわらず、夜に集まっていただいた各社の皆様には本当に感謝しています。
仙台、塩釜の企業は富山の蒲鉾メーカーと規模も違えば、そもそも作っている商品も全く違うのですが、同じすり身を扱って商売している会社としてとっても勉強になることばかりでした。
各社とも時代の変化とともに変貌をとげ、挑戦しているといった印象を強く持ちました。それぞれの会社の強みがわかりやすいといったらいいのでしょうか、お客様にもそのことが十分伝わっている感じですね。
ただ途中スーパーに立ち寄って地元の練り商品を見たところ、地元の商品が少なく富山の方が日配というところでは需要がある気がします。観光、土産、贈り物、そちらの方面でとても頑張っている企業様が多いです。
生地蒲鉾の将来の方向性についても考えることが多くあった研修旅行でした。