富山のかまぼこ 生地蒲鉾有限会社

生地蒲鉾ブログ 蒲鉾よもやま話 かまぼこ屋のつぶやき

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カテゴリ:細工かまぼこ の記事

おひなさま

(2011.01.17)
細工かまぼこ

なかなかハードな週末でした。。昨日日曜日、起きたときから咳きが出始め、頭がぼーっとしている状態。昼過ぎに家に帰って来たあたりから熱があがってきて激しい悪寒に見舞われました。そしてついに胃炎のような症状も現れてきて夜、黒部市民病院へと向かいました。体温が39℃を記録したのはいつ以来でしょうか。そして僕だけではなく子供も夜中嘔吐を繰り返しとってもかわいそうでした・・・

それでも朝型には薬のせいか熱も下がり、とりあえず会社に向かいました。とても寒かったです。。。

そんな中、今日はおひなさまの細工かまぼこを作りました。この時期から出始める、とてもかわいい細工かまぼこです。色々な色を使うのでなかなか手間隙がかかるものですが、もちろん一つ一つ手作りしますのでインターネットからのご注文もお待ちしております^^おひなさま.JPG

特サイズの鯛の作り方

(2011.01.10)
細工かまぼこ

今日の黒部はずっと冷えこんだ一日でした。ここ、北陸だけではなく全国的にも厳しい寒さが訪れているみたいですね。でも長期天気予報では2月は平年気温以上との予測らしいのでここは我慢のしどころです。

さて月曜日ということで今日は週末に向けての細工かまぼこをたくさん作りました。

写真は特3サイズの鯛の製造過程の一部です。丁寧に空気が入らないようにすり身を型枠に乗せていき、お腹のところにたっぷりとすり身を盛り付けて立体感をだしています。これにはかなりの熟練の技術が必要とされます。

鯛過程.JPG

↓このようになります

tai.JPG

生地蒲鉾では大きなサイズの鯛はこの状態で(型枠に入れたまま)一晩坐り室に寝かせてから翌日蒸し上げます。そうすることでしっかりとした弾力のかまぼこができあがります。

その後、化粧(絵付け)、蒸し、真空包装、二次加熱としっかりと時間をかけて一つの鯛のかまぼこができあがります。一つ一つ作り手の思いがつまった鯛のかまぼこ、お試しくだされば幸いです^^

冬きたりなば・・・

(2011.01.06)
かまぼこのこと細工かまぼこ

今日も寒かったですね。でもだんだんと日が長くなってきた気がします。夕暮れ5時近くでも薄ら明るいときがありますから。こうしてどんどんと春が近づいてくるのですね。「冬きたりなば春遠からじ」といいますからね。この辛い寒さをあと2ヶ月我慢我慢です!

そんな中生地蒲鉾では成人式や結婚式用の細工かまぼこをもくもくと作り続けています

。年が明けても意外にご注文をいただいておりますので本当にありがたいことです。

写真は鯛の土台を作り、坐り工程をへてから色をつけていく作業のところです。

鯛新年.JPG

化粧鯛の生産について

(2010.12.25)
細工かまぼこ

予想どおり生地は朝起きると雪が積もっていました。。。憂鬱な気分ながらも完全防備で真っ暗な中、家を出てとぼとぼと会社まで歩いていきました。年末がしんどいのは単に生産量が多いというだけではなく、この気候とも関係しているんでしょうか。もし夏にかまぼこ屋さんのピークがきたら・・・それはそれで暑さでばてそうですね^^;

それにしても一日暴風雪の日でした。仕事の途中、ごみを捨てに工場の裏のごみ箱に行こうとしたらものすごい突風で吹き飛ばされそうになりましたし・・・(きっと台風でもここまですごくないんじゃないかな?)

しかしそんな天候とはうらはらに工場の中は出荷や生産で熱くなっています。細工かまぼこの化粧鯛の生産もピークを迎えています。今日一日で400枚。更にまだ2000枚も作ります!しかも今日にいたるまですでに1000枚以上生産していてもまだ追いつきません。。。(僕もこの冬で何枚描いたかすでに分からない!)

機械化できるものではありませんので型おこし、色付け、そして化粧、全て人の手による手作りかまぼこです!それだけに喜んで食べていただきたいという強い気持ちがこもった商品です。お正月の食卓にこの化粧鯛がたくさんのぼることを期待して明日からもまだまだ作り続けます。化粧鯛.jpg

 

 

付包丁その後

(2010.11.10)
細工かまぼこ

今日も黒部は雨、風。。。明日は少し晴れ間が戻るみたいですが、毎日こんな天気じゃ憂鬱ですね。と、天気に文句言ってもしょうがないのですが・・・

さてタイトルにあるとおり先日お願いしていた付包丁(生地蒲鉾では主に細工かまぼこに使用します)が完成してきました。長いものと短いもの合わせて10本!一人で短期間で仕上げていただいたことを想像し、胸が熱くなりました。

実際に使ってみた感想はとてもしっくりくる感じでいいのですが、長さと幅を少し改良していただくことになりそうです。

長く使う、手のようなものですので納得のいく品物を作りあげるためにもより良いものをお願いして綺麗でおいしい細工蒲鉾をこれからもつくり上げていきたいです。

 

付包丁

(2010.10.29)
細工かまぼこ

今日は久しぶりに昼くらいから晴れ間が覗いて気持ちよかったです。でもまた明日から台風の影響で雨、曇りが続きそうですね。山の方は雪化粧しているし、なんか秋晴れが少ないまま、冬に突入しそうです。。。

さて夕方会社を出てとある製作所に行ってきました。細工蒲鉾を成形したり、化粧したりするときに使う、刃がない包丁を作ってくれるところを探すためです。このようにかまぼこの成形に使う包丁は付包丁(つけぼうちょう)というらしいです(かまぼこを板に付けるという意味でしょうか?)が、富山では伝統的にかまぼこは板に付けませんのでもっぱら細工蒲鉾の行程で使います。(製作行程はこちらです

生地蒲鉾では化粧包丁といったり、単に包丁と言ったりしてます。すり身を練って絞り出し袋に入れる用途の太い包丁と、下塗りをするための細身の包丁を使い分けて細工かまぼこを作っています。

そんな包丁が少なくなってきたのでどこかで作ってくれるところを探していたところ、いいところを見つけました。どんな様子か軽く伺うつもりで行ったのですが、「すぐに作ってみる」と言われあっというまにステンレス製の立派な包丁を作ってくれました。いろいろ包丁にまつわる話も聞けてとても勉強になりました。何事も行ってみるものですね。帰りは真っ暗になってましたが・・・

明日からnew包丁を試してみるのがすでに楽しみです^^

 

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