2021年6月30日の日経新聞で北米産すり身価格高騰の記事が大きく扱われています。
この記事によると高騰の原因はすり身の加工効率が悪くなったこと、物流費が上がったこと、円安ドル高に拍車がかかっていること、東南アジア産のすり身が低調のため、などが要因として挙げられています。
一方で練り製品需要というのは巣ごもりを背景に堅調に推移しているとの論調が最大手の紀文食品のコメントを利用して書かれています。
確かにその通りなのかもしれません。
私の聞いているところではこれにコロナの対策費が加わり、海外需要の高まりなども声高に言われ続けています。
このように値上がりする原因というのは毎年毎年何らかの要因があげられるのですが、我々供給を受けるメーカーとしては代替品がない状況の中である意味言われた価格で仕入れるしかない、苦しい状況が続きます。
記事中にも商品価格に転嫁はできないメーカーの心境も語られていますが、弊社としても品質は落とさずなるべくお買い求め安い価格で多くの人に食べてもらいたいという気持ちですが、この価格高騰は出口が見えるのかどうか非常に不安です。。