先日業界の会議に出席してきましたが、そこでも大きな問題になっていたのが、売り上げ、利益などとは別次元のお話として「原材料の枯渇」といった非常に深刻なお話も出ていました。
一番心配なのは高止まりしているメイン原材料のすり身なのは当然ですがここでは置いといて、その次に県内どの会社でも製造しております、昆布巻蒲鉾に使う「昆布」。
生地蒲鉾でも北海道産の真昆布のみを使用していますが、これが近年非常に生産が不安定になってきていて、さらに価格の上昇に歯止めがかかりません。
最悪、いくらお金を払っても仕入れができない=昆布巻蒲鉾が作れないという事態がすぐ近くまで来ていることを実感しています。
原因は生産者の高齢化や温暖化による海温の上昇など多岐にわたると思いますが、何か良い解決方法があればと今のところ打開策がない現状です。
世界人口が増え続ける中、原材料の確保というのは深刻な問題になりつつあります。