広島で行われた全国蒲鉾青年協議会の全国大会から先ほど帰ってきました。
広島に行くのは記憶にないので初めてかと思います、多分。
実に今回も黒部宇奈月温泉駅から金沢まで新幹線、そこからサンダーバードで京都まで、京都からまた広島まで新幹線と、関西方面への交通の便の悪さを呪わずにはいられません。
5時間半くらいはがっつりかかります。
着いた日は夕方からの用事だったので世界遺産宮島の厳島神社をぜひこの目で見に行こうと決めていました。
朝6時半に家を出て広島駅に降り立ったのが12時半。
降りた瞬間の南国のようなむっとした暑さですでに気が滅入りましたが、気合を入れて宮島に向かいます。
バス、JR、フェリーなどを駆使してなんとか宮島にたどり着いたのですが、思った以上にフェリー乗り場から厳島神社まで歩きます。
さんさんと照り付ける太陽で汗が吹き出し、神社にたどり着くまでに汗だくです。
今年一番汗をかいたのではないでしょうか。
そして着いたらなんと大鳥居が修繕中。。
ちょっと残念、いやかなり残念でしたが、「行った」ということが大事と思うことにしました。
翌日は朝から役員会、記念大会、総会、懇親会など盛りだくさんの一日の合間にホテルすぐ近くの原爆ドーム、平和記念資料館を訪れます。
数々の展示物の悲惨な状況を見ると胸がおしつぶされそうになります。
原爆での死者は14万人とか20万人以上とか数字ばかりを意識していたのですが、間近に展示物を見ると、一人一人の人生が原爆投下によって奪われ、またその後放射能の後遺症で苦しんでいる人々がいるという事実を突きつけられ、今後人間が二度と使用してはならない兵器であるという思いを強くしました。
今回の全国大会で私の全蒲青年部の委員長としての任務は終わりました。
思えば2年間、あっという間だった気がしますし、この間全国のいろいろな同業者の方と交流を深めることができて本当に良い機会をいただいたと思います。感謝。
卒業は45歳ということですのであと1年間所属して、今後は陰ながら支えていければいいと思っています。
帰りも同じく6時間近くかけて黒部宇奈月温泉駅に降り立ったらこちらもなぜか33℃くらいある蒸し暑さでした・・