昨日、朝日町で蛭谷(びるだん)和紙を一人で作り続ける川原隆邦さんのお話を聞く機会がありました。
このお話を聞くまで紙がどういった原料を使い、どのような工程でできるかなど全然わからずあほ丸出しだったのですが、川原さんのわかりやすい語りで和紙の歴史、作り方、そして現状、今後、などなど興味深く聞くことができました。
川原さんまだ若いのにすごく落ち着いて丁寧に説明してくれました。
和紙は強度が高くひっぱってもなかなか破れない、夏は温度の関係で作れない、世界的に文化財修復に用いられていることなど本当に勉強になりました。
無知な僕がここで書くよりも歴史や現状などはこちらのwikipediaに詳しく書かれています^^;
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E7%B4%99
オリジナルのデザイン?のものも見せていただき、和紙の美しさ、可能性を強く感じました。
そういえば最近照明でも和紙を使用しているものをよくみかけますよね。
和紙の製造者は年々減少しているそうで、一人で原料の栽培、製造をしている方は全国でも珍しいそうです。
なので川原さんは全国でも有名な存在なのです。
そんな川原さん、ゆくゆくは海外(フィレンエツェだったかな)で文化財修復の仕事をするそうです。素晴らしい。
蛭谷の地で培った技術を世界で披露するのです。
技術を向上させることを真剣に考え、和紙を作り続ける。その魅力を感じてもらえたら後継者は自然と現れるのではと語っておられました。
また使ってなんぼということで積極的に和紙を使い良さを知って欲しいとも言っておられました。
そこで僕たちも実践ということで頂いた和紙に墨汁で文字や絵を描かせてもらいました。
へたくそですね。筆の使い方が難しかったです。
せっかくの和紙がもったいない・・・・
やっぱりすり身のほうが慣れてますね、と言い訳しておきます。
そんな川原さん、これからも注目です!
こちらで商品が買えるみたいです。
http://shop.wisewise.com/shopbrand/042/P/
貴重なお話ありがとうございました。