富山のかまぼこ 生地蒲鉾有限会社

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坐りの温度管理について

(2011.03.09)
かまぼこのこと

またまた天気の話からになってしまうんですが、朝は良かったんですよね。

山の稜線がうっすらと光を浴びて「今日は晴れるな」と思わせてくれたんですが・・・昼からは一転大嵐になってしまいました。3月10日になっても吹雪くんですねえ・・

そんなわけで今日も手がじんじんと痛くなるくらいの寒さでしたが、かまぼこを作る上での練りの状態としては最高です。気温は零下にならない限り低いほうがいいと感じます。ですのでこれから温度が上がっていくときには温度管理に一層気をつけなければいけません。

もちろん生地蒲鉾のかまぼこは練りの温度管理にもこだわっていますが、もう一つ大事なのが成型した後の「坐り」の温度に一番気を使っています。季節によって保管庫の温度設定を1℃単位で変更したりと・・・本当に難しいんです。

詳しくはここで紹介することはできませんが、伝統の技術と長年培われた経験によって坐りの温度管理が行われています。一朝一夕には真似のできない技術だと自負しています。

それが今の生地蒲鉾の「しなやかでぷりぷりした」食感に繋がっているんです^^

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